ロシアの国会で、動員などの招集令状を電子化する法案が可決された。
軍への動員逃れを封じ込める措置となる。
本人に手渡さなければ原則無効だった従来の紙の招集令状では、2022年、ウクライナ侵攻の長期化で導入された「部分動員」で、令状を受け取らずに逃亡する人が相次いだことから、下院の国防委員会が3月31日、「脱法者の割合を最小限に抑える」として、電子化に向けた法改正を求めていた。
ロシア下院と上院は12日までに数時間の審議でスピード可決し、近く、プーチン大統領が署名し発効する見通し。
ロシアで広く普及している公共サービスサイトの個人ページに、電子令状が届いた時点で受け取ったとみなされ、無視した場合は自動車の運転免許停止などの罰則がある。
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