
韓国の尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領による「非常戒厳」を巡り、裁判所は尹大統領の拘束令状を発行しました。
ソウルから、FNNソウル支局・柳谷圭亮記者が中継でお伝えします。
公邸の入り口近くには尹大統領の支持者が集まり、現場の警戒にあたる警察との小競り合いも起きていました。
12月3日の「非常戒厳」を巡り、裁判所は31日午前、内乱などの疑いで尹大統領の拘束令状を発行しました。
令状は、警察や高官犯罪捜査庁などの合同捜査本部が30日に請求したもので、現職大統領に対する拘束令状が発行されるのは初めてです。
尹大統領は、3度にわたる出頭要請に応じていないことなどから、身柄拘束による強制捜査は避けられないと裁判所が判断したものとみられます。
ただ、身柄拘束では公邸などで警護にあたる「大統領警護庁」と合同捜査本部側が衝突する可能性もあり、公邸周辺では緊張が高まっています。
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