ロシアのラブロフ外相は、ウクライナ侵攻をめぐり停戦に意欲を示すアメリカのトランプ次期大統領からの「具体的な提案を待つ」と述べました。
ロシアのラブロフ外相は14日、年頭記者会見を行い、トランプ次期大統領について「プーチン大統領は会談する用意があると繰り返し述べてきた」と語りました。そのうえでウクライナ情勢をめぐるトランプ新政権の公式な立場は、今月20日のトランプ氏の大統領就任後に固まるとして、「具体的な提案を待っている。われわれはそれを検討する用意がある」と述べています。
一方、日ロ関係については、平和条約をめぐる対話再開に向けた「日本側の“シグナル”を受け取っている」としたうえで、日本は対ロ制裁に加わっており、一貫性がないと批判しました。
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