引退間際の黄色い車両に鉄道ファンが殺到。
東京駅のホームは大混乱になりました。
JR東海の検査専用車両ドクターイエロー。
めったに見ることができないことから、見ると幸せになれる幸せの黄色い新幹線としてファンに愛されてきました。
しかし、老朽化のため、1月引退する予定です。
その車両が東京駅に滑り込んできたのは19日のことでした。
そして、ドクターイエローを写真に収めようと鉄道ファンが殺到。
ホームドアの前に人が押し寄せ、すし詰め状態になりました。
線路側に手を差し出すなど危険な行為が発生。
同じ鉄道ファンから怒号が飛ぶ事態になったのです。
目撃した鉄道ファンは「ホームドアから乗り出して撮影したり、駅員さんと(口)喧嘩したり、(駅員が)『下がってください』『最悪の場合死にます』って言ってて」と話しました。
ドクターイエローを巡る騒動は、この日だけではありません。
1月7日、やはり東京駅で怒号が飛び交った時には、ルールを守らない鉄道ファンに怒号はさらに熱を帯びました。
駅のホームでは点字ブロックを越えたり、ホームドアから手を伸ばして撮影することは禁止されています。
19日の騒動を目撃した鉄道ファンは「イット!」の取材に「撮影ルールやマナーを守ってほしい」と話しました。
ラストランの時が迫るドクターイエロー。
お別れフィーバーはさらに加熱するとみられていて、JR東海は「お客さまの安全や列車の運行を妨げないよう、ご理解とご協力をお願いします」とコメントしています。
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