元フジテレビ専務が会見「非常に重い案件」「公にならないことを最優先」と語る 中居さんに対し”怒り”も 23日には臨時取締役会【news23】|TBS NEWS DIG

中居正広さんと女性とのトラブルが発生した当時、フジテレビの専務だった関西テレビの大多亮社長が会見を行いました。記者の「中居さんに怒りはあるのか」という質問に「そうとっていただいて結構です」と語りました。

■「中居氏を守ろうという意識ない」元フジ専務が会見

元フジテレビ専務 関西テレビ 大多亮 社長
「この事案が起きてからほどなくして、私の元に、耳に報告があがっております」

22日夕方、会見をおこなったフジテレビ系列・関西テレビの大多亮社長。2023年6月に中居正広さんと女性のトラブルが起きた当時、フジテレビの専務取締役だった人物です。

大多亮 社長
「非常に重い案件だなと思いましたし、ある種の衝撃を私は受けた。(トラブルを)知っている人が増えることは避けた方がいいかという考えもあったが、私の判断で港社長に(報告を)あげたと」

会見では、当時フジテレビの幹部らがどこまでトラブルの詳細を把握していたのか?という質問が相次ぎました。

――“重い事案”とはどんな事案か
大多亮 社長
「内容は正直申し上げて詳細には聞いていない」

――中居さんを調査しなかったのはなぜ?
「中居氏の方からコンタクトがあった。それは港社長も申し上げている。その中で話は聞いているということ。中居氏の方にコンタクトしていくことが(被害)女性に対していいことなのかどうか、すごく慎重に思ってしまったことは事実」

その後、中居さんが出演するフジテレビの番組については、約1年半が経った2025年1月まで休止の判断は下されませんでした。

大多亮 社長
「とにかく彼女(被害女性)がわからないように、公にならないようにということを常に最優先に考えていた。唐突に(番組を)打ち切ったりという手も、もちろんあったと思うが、そういう動きが果たして彼女にどういう影響があるのかとすごく考えていた。中居氏を守ろうとか、そういう意識はなかった」

そして、中居さんに対する思いを聞かれた大多社長は…

大多亮 社長
「番組を漫然と続けていこうなどと思ったことは一度もなかったという気持ちと一緒」

―― 怒りがご自身の中にあった
「そうとっていただいて結構です」

また、フジテレビ社員が関与していたという週刊誌の報道については…

大多亮 社長
「私が知る限り、性接待・上納・献上というものは私はないです、聞いたことが」

■フジ・メディア・HD 23日に臨時取締役会開催へ

関係者によりますと、フジ・メディア・ホールディングスは23日、臨時の取締役会を開き、第三者委員会の設置を検討しているということですが、22日朝、会長を直撃すると…

フジ・メディア・HD 嘉納修治 会長
「ちょっと今は申し上げられないので。発表しなくてはいけないことがあれば、リリースするなりします」

中居さんをめぐっては、フジテレビが22日、「だれかtoなかい」の放送を終了すると正式に発表。テレビ朝日も「中居正広の土曜日な会」の打ち切りを決定しました。

▼TBS NEWS DIG 公式サイト https://newsdig.tbs.co.jp/

▼チャンネル登録をお願いします!
http://www.youtube.com/channel/UC6AG81pAkf6Lbi_1VC5NmPA?sub_confirmation=1

▼情報提供はこちらから「TBSインサイダーズ」
https://www.tbs.co.jp/news_sp/tbs-insiders.html

▼映像提供はこちらから「TBSスクープ投稿」
https://www.tbs.co.jp/news_sp/toukou.html

#ニュース #news #TBS #newsdig

powered by Auto Youtube Summarize

おすすめの記事