被害者と面識なし 公開画像から見えてきた足取り…長野駅前3人殺傷 犯人は逃走中【報道ステーション】(2025年1月23日)

22日夜、JR長野駅前で男女3人が刺され、1人が死亡した事件。犯人の男は、いまも逃走しています。

バス停に並んでいた37歳の男性は、肺のあたりを刺されて重傷。46歳の女性も軽傷を負いました。
バス停から少し離れて倒れていた男性が、最初に襲われたとみられます。長野市に住む会社員・丸山浩由さん(49)。左の脇腹を刺され、亡くなりました。

110番通報した人
「女性の悲鳴のような声が聞こえて、聞こえた方を見たら、バス停のバス待ちをしてる人たちが、ざわざわしていて。その集団の中から、刃物を持った男が出てきた。一瞬で通り魔なんじゃないかと思って。刃物をこう持ちながら、次のターゲットを探すような状況。よろめきながら走っているのが見えたので、まず、子どもを守ることに必死だった。寿司店とか職人が使う刺身包丁。すごく刃先が長くて細いような、そんな形に見えた」

警察は、男の画像3枚を公開しました。男は、頭に白い布のようなものを巻いていました。そして、眼鏡をかけていて、右手に何かを持っているようにも見えます。

バスロータリーでの犯行後、男は、駅前交番の目の前を通って、ホテルの方に。そこから線路沿いの道へと、徒歩で逃げた可能性があります。その後の足取りはわかっていません。

警察は、路沿いの道を何度も往復して、聞き込みを行っていました。

街の中心部で、玄関口でもある長野駅での犯行。

長野駅を通勤で利用する人
「長野は、わりと治安が良いと思っていたから。一日も早く犯人も捕まって、平穏な日が戻ってきてほしい」

長野市内の公立小学校と中学校では、23日、3000人近くの子どもが休んだそうです。

現場で花を手向ける人のなかに、亡くなった丸山さんの知り合いもいました。

丸山さんを知る人
「お子さんのサッカーのコーチをしたり、PTAの役を自ら進んでやっていたり、保護者からも『本当に良いお父さん』という声を聞いたことは多々ある。まだまだこれから地域の大切な役が回ってくると思っていたんですけど」

警察は、被害者と犯人の面識はなかったとみています。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp

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