【検証】東大を諦めた男が、東大受験生を見ながら飲むコーヒーは苦いのか?

ベテランちです。東大入試にあわせて二日連続で撮影をして、考えたことをすこしだけ書きます。動画を見終わったら、最後まで読んでくれるとうれしいです。

大学入試があるということは、合格者と、不合格者が分かれるということです。ひとつの結果によって、その後の人生は大きく変わってしまいます。友人、学業、アルバイト、住むところ……、ひとつの不合格で、人生は様変わりします。

不合格がきつく感じられる要因は、「目標を達成できなかった」事実そのものではなく、「その先にある未来すべてが、望まない形に変わってしまった」という、漠然とした無力感ではないでしょうか。

僕たちは、いつも間違えてしまいます。不合格になり、遅刻し、浪人し、単位を落とし、留年し、バイトをさぼり、就職は決まらず、恋人とは喧嘩し、友だちにはなかなか会えず、チャンネル登録者は増えません。

しかも、間違えたその先では、「でも、これでよかったよね?」と、自分を正当化してしまう。「あのとき失敗して〇〇だったから、いま△△だもんね?」「いまが幸せなら、間違いも結果オーライだよね?」……。

そのたびに、おかしいな、と思います。ほんとうは誰にも、過去の選択が正解だったかはわからないのに、人はいつも、過去の間違いを正当化する。

しかし残念ながら、僕たちにできることは、今となってはそれしかないのかもしれません。過去を正当化するために、今この瞬間、あたらしい選択をくりかえすこと。「いまが幸せだからいいよね?」と思えるまで、過去の間違いを忘れるまで、あらたに何かを選び、間違い直すこと。

この動画だっておそらく、完璧とはいえないでしょう。もっと面白くできたかもしれない。もっと再生回数や高評価が増やせたかもしれない。もっと視聴者に配慮できたかもしれない。後悔はいくらでも出てきます。

しかし、なにかを手に入れようとするとき、僕たちはかならず間違える。そうやって僕たちの〈間違い〉が、未来の可能性を狭めていくこと。それこそが生きることの切なさであり、豊かさなのだと思います。

僕はいつでも、間違える勇気の方につきたい。

結果はどうあれ、受験生のみなさんはお疲れ様でした。これからも、僕たち雷獣をよろしくお願いします。

2022年2月27日 ベテランち

概要欄:ベテランち
企画:ベテランち
編集:永遠

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