
埼玉で起きた道路陥没事故を受けて、県は40年以上使用している下水道管の緊急点検を進めています。
埼玉県八潮市で発生した道路の陥没事故は下水道管の破損が原因と見られていて、国交省は先月、全国の自治体に下水道管の緊急点検を要請していました。県内には点検の対象となる下水道管はありませんが、県は秋田市内の7カ所で下水道管が腐食していないか目視での確認を進めています。点検するのは使用開始から40年以上経過した下水道管です。地上から10メートルほどの所でマンホール内の表面にひび割れや腐食がないかチェックしていきます。下水や堆積物から硫化水素ガスが発生すると腐食の原因となります。7日は流れる下水の量を減らしていましたが、思ったよりも水量が多く流れていたため管の上部を中心に確認しました。7日に点検した場所では下水道管の腐食は確認されませんでしたが、県は異常が見つかった場合には来年度以降、ドローンなどを使った調査を行う考えです。また秋田市は来年度予定していた法定点検を前倒しして今年度中に行うほか、日常点検の頻度を増やす方針です。
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