
格闘技イベントを巡り発覚したあるトラブル。
会場設備の扱いや観戦マナーの悪さを、貸しスタジオ側が告発。
スタジオスタッフ:
めちゃくちゃです。どうやったらこんなに汚れるのかまじでわからん。血とかついてるんですよ、最悪。
都内のスタジオでそのイベントが行われたのは2月上旬。
地下格闘技を自称する団体ですが、当時、会場には300~400人ほどの観客が詰めかけていたといいます。
するとある試合の判定をきっかけに、選手だけでなく観客もヒートアップ。
スタジオの防犯カメラには、椅子のようなものがリングに投げ入れられる様子が記録されています。
これについてスタジオの担当者は…。
スタジオオーナー:
イスはうちの備品です。観客の1人が上に乗ってふざけたりとか、その後、下りてリング内に投げたってことですね。
しかし、騒動はこれだけにとどまりませんでした。
当時会場周辺にいた人:
若い子たち、やんちゃな子たちがいっぱいいて、道路にたむろしてたんで、奇声を上げて追いかけられた。
警察官も駆けつける事態となり、イベントは急きょ途中で中止に。
スタジオ側は、格闘技団体側に直ちに退去を命じたといいます。
その翌日、スタジオのオーナーが目にしたのは…。
スタジオオーナー:
土足厳禁のところ、バリバリ靴で入ったんだろうな。
観客らが残したとみられる多くの汚れやごみ。
保管していた段ボールも潰された状態になっていたといいます。
被害は周辺の路上にも…。
大量の吸い殻が残されていました。
スタジオオーナー:
オシッコしたり、たばこをここに(いれていた)。この辺も僕ら開けて掃除した。
今後一切、格闘技への会場提供を行わないといいます。
スタジオオーナー:
僕も格闘技すごく好きで、応援したいって気持ちでここを貸していた。だけどその応援したい気持ちが踏みにじられた。
「イット!」はイベントを行った格闘技団体にも取材。
現場にごみを残した点については、「スタジオ側から直ちに退去を命じられ、片づける時間をもらえなかったため」と説明。
リングに投げ入れられた椅子は格闘技団体側で用意したものだと主張したうえで、騒動について次のように謝罪しました。
格闘技団体の運営担当者:
スタッフを配置して灰皿以外のところに(たばこを)捨てさせないとか。お客さんの人数が多いから1から10まで管理できてないっていう私たちの責任もすごく感じている。
謝罪の気持ちから、レンタル費用を通常より多く支払ったとしています。
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