9割の人が「物価高」を実感 日銀 生活意識調査(2022年7月6日)

 日銀の生活意識に関する調査で、物価が上がったと感じた人や1年後に物価が上がると答えた人は9割近くに上りました。

 日銀は3カ月ごとに全国の20歳以上の人を対象に生活意識調査を行っています。

 今回は5月の約1カ月間で2193人から回答を得ました。

 今の物価に対する実感が1年前と比べて「上がった」と答えた人は前回の調査から7.8ポイント増えて89%となりました。これは2008年9月以来、13年9カ月ぶりの高い水準です。

 また、1年後の物価について「上がる」と答えた人は前回から2.8ポイント増え87.1%となり、2008年6月の調査以来、約14年ぶりの高い水準です。

 また、1年前と比べて暮らし向きにゆとりがなくなった人は43.2%で、その理由について物価が上がったからが78.9%に上り、去年12月以降3回連続で最も多くなりました。2番目は収入が減ったからの49.7%でした。

 日銀は日用品や食料品の値上がり、ガソリンの高騰で物価の上昇を実感する人が増えていると分析しています。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp

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