【陥没現場から約100メートル下流…】ドローンで“運転席”発見  運転手捜索へ作業進む

埼玉県八潮市の陥没事故から10日目となった6日。5日に陥没現場から下流にある下水道管の中で運転席とみられる物が見つかったことを受け、バイパス工事を行うなど捜索に向けた準備が進んでいます。

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埼玉県 大野知事(5日夜)
「下水道管渠(かんきょ)内の確認ができるようになり、キャビン(運転席部分)らしき物を発見しました。形が若干変形しているのでキャビンのような物としか今のところ言えない状況。色は白に見えました」

埼玉県八潮市で1月28日に発生した道路陥没事故。

目撃者(1月28日・発生当日)
「視線を道路にもっていったら、道路に穴が開いていた状況。それと同時くらいにトラックが落ちた」

トラック運転手は当初、消防の呼びかけに答えていたといいます。しかし、引きあげるワイヤが切れるなど、救助は難航。運転席部分が見つからない状況が続いていました。

“下水道管の破損”が原因とみられている今回の陥没。現場は県内12の市と町を通る下水が流れ着く場所で、大量の下水が押し寄せます。“運転席部分とみられる物”はこの下水道管の中、穴から100~200メートル下流で見つかったといいます。さらに下流にあるマンホールからのドローンによる調査で発見に至りました。

使われたのは、20センチほどの小さなドローンです。狭い場所でも飛ぶことができます。

上流に向かって下水道管内を進むと、“運転席部分とみられる物”を発見。一部が水に浸かった状態だったといいます。また、奥には堆積物がある状態で、6日の調査では隙間から水が流れ出ていると新たに分かりました。

埼玉県 大野知事
「被害に遭われたと考えられている方の姿は、確認できていません」

運転手が運転席の外に流された可能性もあるといいます。流されてしまっていた場合、直線距離で2.5キロほどの下水処理場に行き着くことになります。運転手発見などのため、6日も下水道管内の空気が入れ替えられるなど、救助活動が行われていました。

埼玉県 大野知事
「ドローンを活用して、事故に巻き込まれた方がおられるかどうか、確認できるかどうか指示を出している」

仮に、今回見つかった場所で運転手の存在も確認できた場合、救助方法について専門家は…

元東京消防庁・麻布消防署長 坂口隆夫氏
「道路部分を掘り起こして、下水管を切断してそこから救助する。その場で救助できるのかどうか、あるいはクレーンでつり上げて地上で救助するか。もう1つは、近くのマンホールから救助隊員が進入して、下水管の中で救助活動を行う」

県は下水道管内に流れ込む水などを減らすため、陥没現場の上流から“運転席部分とみられる物”の発見場所よりも下流に、下水を迂回(うかい)させるバイパス工事を6日に完了させたということです。
(2025年2月6日放送「news every.」より)

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