【独自】中1自殺問題 第三者委が報告書を市教委に共有 市長「さまざまな問題が複合的に合わさって自死につながってしまったのでは」大阪・泉南市 (2024年5月29日)

中学生の自殺の背景に、学校や教員への不信感があったと指摘していたことがわかりました。

 2022年3月に自ら命を絶った泉南市の中学1年生、松波翔さん(当時13)。翔さんは生前、「いじめを教師に相談したが対応してくれない」と家族に話していました。

 第三者委員会は報告書をまとめ、翔さんが上級生や同級生から「少年院帰り」と言われるなどいじめがあったことを認めました。学校や教育委員会の対応については、「本人の立場に立った対応と姿勢を示す必要があった」とした上で、「教員への不信などが自死につながる背景となった」などとしています。

 (翔さんの母 松波千栄子さん)「やっぱり何度も何度も教師に裏切られ続けたことが、彼を失望させていったことは間違いないんですよ。翔くんの言いたいことを言ってくれてるねって、見せられます」

 報告書の内容は、5月29日に市長から市教委に共有されました。報告書について市長は…

 (泉南市 山本優真市長)「学校現場と環境が非常にさまざまな課題・問題が複合的に合わさって、自死につながってしまったんじゃないかと」

 一方、泉南市教育委員会の冨森ゆみ子教育長は「先ほど初めて報告書を見たので内容を把握していない」などとして、報告書の受け止めについては明言を避けました。

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