LGBTQ洋書読書会 20240128 Chapter 16: LGBTQ Business and Commerce (1/3)

第16章の内容。LGBTQコミュニティの発展において資本主義や商業企業が果たした役割に注目します。他のマイノリティがその文化経済基盤を家庭や宗教施設に依存していたのに対し、同性愛者はバーやディスコ、浴場、書店などがそれらの役割を担っているという差異が見られます。
今回はテキストに入れませんでした。最初に2024年一回目ということで近況と今年の抱負など。セクマイ大会が今週末から開催ということで、有田さんがその中のパネルセッションの発表をされるので内容を紹介いただいたり、最後には塩安から分科会の見どころなどの説明がありました。

【範囲】
Chapter 16: LGBTQ Business and Commerce by David K. Johnson (3/3)
P1からP10まで
https://nps.gov/subjects/lgbtqheritage/upload/lgbtqtheme-commerce.pdf
テキストは次回2024/2/18(日)に持ち越し。

00:00:00_2024年第一回目の洋書読書会。皆さんの今年の抱負をお聞きします。トップバッターは藤吉さん。卒論の質があがってきて嬉しい。
00:05:20_カナダのトロント在住、きんじさん。日本についてのニュースがあまり入ってこない。ニュースはもっぱら戦争。パレスチナのニュースがリアルタイムで詳細。ウクライナの戦場も。移民が多いトロント。デモが毎週起こっている。
00:12:30_デモの衝突があるか。市民にはパレスチナ支持も多いが、警察はイスラエル支持。シンプルには言えないが、裕福なユダヤ人が住んでいるコミュニティには警察がたくさん配置されている。
00:20:40_いのもとさんの新年。セクマイ大会の準備、2月からのQWRCのクラファンの準備などでくるくる中。QWRCの財政難をどうしたらいいのか。経営立て直しの問題。
00:26:30_有田さんの新年。セクマイ大会のパネルセッションで発表をします!「選択的非婚出産の子育てシェアリング~子育てを孤育てからCO育て*へ~」
https://sites.google.com/view/queertaikai2024/panelsession
00:31:05_パンダさんの新年。12月の読書会の時、クィアミートアップだった。2月に予定されているバレンタインハングオーバーの企画。パフォーマンスイベントでパンダさんも歌う。
00:41:00_長崎forパレスチナもやってるけど福岡の方がやっている。ガザ攻撃に対する抗議行動が全国で起きている。パレスチナのクィアへのメッセージも。Soraさんの活動がすごい。QWRCへの寄付を応援したい。
00:46:03_LGBTQ団体が公的なお金をもらっているところは、ほとんどないと思う。いのもと。プライドセンター大阪は企業からお金のみ。行政からはお金はもらえてない。
00:51:40_日本のクラウドファンディングの状況について説明。クラファンが流行ったことで寄付への敷居が下がったと同時に、同時多発的に立ち上がるクラファン疲れも心配。内輪でのお金の投げ合いをしてるだけではという懸念。
01:03:50_日本ではWho am I?(個人的なもの、広がりがない、世間的評価) は考えたが、What am I?(外から見た時の自分、社会、コミュニティの中で自分は何者なのか?)は考えなかった。白人至上主義の中でアジア人というポジション。アイデンティティの確認。What am I?を考えることで、コミュニティから見えてくる社会。自分を発揮できる場として、NPOなどの価値が見えてくる。寄付やボランティアがそれの一部。説明しにくいが、日本にいた時にはなかった感覚。寄付をする動機。「税金払っているのになぜ寄付しないといけないの?」(Who am I)とは違った感覚。自分のアイデンティティの証明として、表現としての寄付やボランティア。
01:10:45_日本でそれをどうしていくか。日本で非営利団体の価値をあげていくためにどうしたらいいのか考え中。セクマイ大会での情報保障のクラファンが恒例行事。アピール方法を変えていかなければ、情報保障がセクマイ大会以外に広がっていかないのでは。
01:17:50_クラファンの期間限定の盛り上がりの達成感と、あるべきものがないという主張の相いれなさ。税金でやるべきことなのになぜクラファンでする、という盛り上がれなさという課題。固定費をクラファンでできないジレンマ。What am Iの表現としての寄付にならない。2つの方向性でやっていく?
01:20:35_Soraさん。資本主義的カースト制度について。イザベル・ウィルキンソン著。ミューチュアルエイドがどう実現できるか。根本と現象を見ることが大事。資本主義ではないシステムを勉強中。「お上」という日本特有の概念。
01:31:10_すぎもとよしお著の日本的カースト制度。「友好的な権威主義」。若い女性が結婚するということは嫁であり妻。安い労働力。市民と政府、民衆と権力、+個人的な人間関係でも常に上下関係が重要な意味を持つ。
01:38:05_塩安よりセクマイ大会のラインナップのご紹介。
02:07:30_本日の感想。

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