
フランスのマクロン大統領は、来週予定されているトランプ大統領との会談について「彼の利益と我々の利益が同じであることを納得させるために行く」と述べました。
マクロン大統領は20日、自身のSNSでライブ配信を行い、ウクライナ情勢をめぐりアメリカとロシアがウクライナとヨーロッパを交えずに交渉を開始したことについて「ヨーロッパに大きな懸念を引き起こし、多少の混乱を招いたと言わざるを得ない」と批判しました。
来週予定されているトランプ大統領との会談については「彼の利益と我々の利益が同じであることを納得させるために行く」「プーチン大統領の前で弱音を吐いてはいけない」などと述べ、ロシアがウクライナを侵略する正当性がないことを改めて主張しました。
またトランプ大統領がゼレンスキー大統領を「独裁者」と批判したことを念頭に、「ゼレンスキー大統領は自由選挙で選ばれており、正当な大統領だ」と強調しました。
さらにマクロン大統領が軍の派遣に前向きな姿勢をみせていることに視聴者から質問が及ぶと「明日、ウクライナに軍隊を派遣すると決めるような状況にはない」と述べ、あくまで停戦交渉がまとまった後、平和を保証するために軍を派遣する考えであると説明しました。
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