「住める状態ではない」参加者から騒音・振動・異臭の意見相次ぐ 事故後初の住民説明会 埼玉・八潮市道路陥没事故|TBS NEWS DIG

埼玉県八潮市で起きた道路陥没事故を受け、県は現場周辺の住民を対象にした初めての説明会を開きました。

先月28日に起きた八潮市の道路陥没事故をめぐっては、現在も転落したトラック運転手(74)の安否は分かっておらず、捜索の準備が進められています。

県は現場周辺の地盤を補強する作業を終えたことから、今月19日に現場近くの住民47人への避難要請を解除しました。

県はきょう午後、初めての説明会を開き、現場周辺に住む84世帯、120人が参加しました。

捜索に向けた工事の進め方などについて説明が行われましたが、その後の質疑応答では、住民から現場近くに住む不安や工事による振動や騒音、臭いへの対応を求める声が相次ぎました。

参加者
「(自宅から)20mか30m先では崖がすぐにあるので、あの光景を毎日目にすると不安は感じます。臭いはもう本当に…住める状態ではない。喉の奥に臭いが溜まるっていうんですか、それぐらい本当に臭いです」

大野知事は「現状を把握して対応を検討したい」としています。

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