トランプ氏「うまくいかなかった」 ウクライナ和平前進せず(2025年3月1日)

 アメリカのトランプ大統領とウクライナのゼレンスキー大統領の首脳会談は、冒頭で前代未聞の大統領執務室での口論になり、決裂しました。

 トランプ大統領は、異例の口論の末に決裂した会談を「うまくいかなかった」と振り返り、原因はゼレンスキー大統領にあると批判しました。

アメリカ トランプ大統領
「私は長期化を望んでおらず即時の和平を求めている。プーチン大統領も和平を望んでいる。ゼレンスキー氏は平和を望むものではなかった。停戦はすぐにでも可能だ」

 トランプ氏は、ゼレンスキー氏が「戦い続けることを望んでいる」と主張しました。

 会談を再開するには「プーチン大統領について否定的なことを言わず、和平を望んでいることや交渉のカードがないと言え」などと迫りました。

 対するゼレンスキー大統領はFOX NEWSのインタビューで「私たち以上に戦いを終わらせたいと思っている人はいない」と述べ、ウクライナの和平にはアメリカによる安全の保証が不可欠だと、こちらも一歩も引かない姿勢を見せました。

 それぞれが思い描く「和平」の形は根本から異なっていて、共和党内には、交渉を進めるにはゼレンスキー氏の退陣が必要だという声すら上がり始めています。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp

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