
スターダム退団マッチのはずが「敗者即引退戦」へ、上谷沙弥 vs 中野たむの再戦に賛否勃発!岡田社長「2人の覚悟を受け止めたい」女子プロレス団体スターダムは3月3日、東京・後楽園ホールで「STARDOM NIGHTER 2025 in KORAKUEN Mar.」を開催し、上谷沙弥と中野たむによる「敗者スターダム退団スペシャルシングルマッチ」が行われた。全席完売の大熱狂の中で迎えたこの一戦は、上谷が勝利を収めたものの、その結末を巡り賛否が巻き起こっている。
【動画】中野たむ「あんたを倒すチャンスが得られるなら、全部捧げてもいい。」
試合は互いのユニットがセコンドに付き、場外乱闘や凶器攻撃が飛び交う激戦となった。終盤、刀羅ナツコの鉄パイプ攻撃を経て、上谷がイス攻撃、旋回式スタークラッシャー、さらにカミゴエ式ビッグブーツを決め、中野から3カウントを奪った。
敗北を喫した中野はセコンドに支えられながらリングを降りようとしたが、上谷が「本当にこれで終わりか?」と挑発。これに中野は「納得できるわけがない!」と応戦し、上谷が「じゃあ、最後のチャンスをやろうか?」と問いかけると、中野は「全てを失ってもいい。引退を懸ける」と宣言。すると上谷も「ならば私も引退を懸ける。赤いベルトもだ!」と応じ、4月27日横浜アリーナでの「敗者即引退マッチ」が急浮上した。
本来、今回の試合は「敗者退団マッチ」として行われたが、結果として中野の退団は不明のまま、さらなる試合が組まれることとなった。この展開には賛否が渦巻いている。退団マッチの意義が形骸化したとの批判がある一方で、両者が究極の戦いへと進むことに期待を寄せる声も多い。
試合後、岡田太郎社長は「試合後に引退を懸ける話が出たが、会社としても慎重に検討し、2人の覚悟を受け止めたい。批判も受け止めます」とコメント。団体としても、この決着の場を正式に設ける意向を示した。
また、岡田社長は自身にXにて「ふたりが創る世界をサポートします。責任も会社が取ります。思うことがあるならこのポストに投げかけてください。どんな思いをぶつけても良いので、ふたりの覚悟を見て欲しいです。4.27横浜アリーナ、よろしくお願いします。」とつづっている。
果たして、4月27日横浜アリーナでの一戦はどのような結末を迎えるのか。スターダムの歴史に残る一戦となることは間違いない。
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