最上あい お供え物に蹴り、放尿した人もいるらしい、お供え物全て撤去される、撤去する人が可哀想! Xには婚約者名乗る人物も

未婚のシングルマザーは「子どもを児相に連れていかれた」と号泣、そして上京…「最上あい」の唯一の居場所だったライブ配信界隈
東京・高田馬場駅付近の路上で3月11日、生配信中にサバイバルナイフで刺殺された人気ライバー「最上あい」こと佐藤愛里さん(22)。東北地方出身の彼女は、複雑な家庭状況で育ち、自らもシングルマザーという身の上。一方、警視庁が殺人未遂の現行犯で逮捕した栃木県小山市の高野健一容疑者(42)=殺人容疑で送検済み=は、同級生に「草食動物」と表現されるようなおとなしい少年だった。

「いじめられっ子とかでもなく草食動物なイメージです」
高野容疑者と高校時代の同級生だった男性は取材にこう語った。

「高野とは同じクラスになったところがありますけど、目立たないヤツという印象ですね。あだ名はなく『高野』とよばれていました。カードゲームの『マジック・ザ・ギャザリング』をよくやっていましたね。

いじめられっ子とかでもなく草食動物なイメージです。目をあわさずにボソボソ話す印象で、別に悪いヤツではありませんでしたよ。友達も同じような暗い感じの何人かと仲良くしていたと思います。彼女はいませんでしたね。

部活は書道やパソコンなどをやるレクリエーション部とか何かだったと思います。勉強はあまりできなかったけど、卒業後はどこかに進学したはずです」

一方の佐藤さんはライブ配信のリスナーに語っていた通り、山形市の出身だった。また、高野容疑者とのLINEでのやり取りでもあったように、実際にキャバクラで働いていた。知人がこう証言した。

「彼女の働いていたキャバクラの女の子にも共通の知り合いがいるし、私自身も彼女のことは知っていて色々と話は聞いています。基本は明るくていい子だと思いますよ。地元は山形で、母親も父親もいるけど本人は『施設育ち』と言っていました。

ただ、それは嘘かもしれません。何かにつけて彼女は本当かわからない話をしていましたから。『配信で月100万円以上稼いでる』とか『2000万円以上の貯金がある』みたいなことも言っていました。若い子だったので自分を大きく見せたかったんでしょうね」

「児童相談所に子どもを連れて行かれた」とずっと泣きわめいていた
複雑な家庭環境で育った佐藤さんの母親は、山形市内の繁華街ではちょっとした有名人だったという。

「彼女の母親は市内の繁華街周辺でよく飲み歩いている人で、愛里が働いていたキャバクラにも飲みに行っていたようです。その時の様子をお店の女の子から聞いたところ、支払いのタイミングになると『愛里が払うから』と払わずに帰っていったそうです。

そんなこともあり、愛里は放置されて育った印象を受けます。愛里が山形の夜のお店で働いていたのは私が知る限りは2店舗ですね。高野容疑者も来たと言われている店には半年ほどいました。

仕事自体は一生懸命頑張っていましたが、ときどき変な行動をして怒られていました。他の女の子にお客さんが卸したシャンパンがテーブルに置かれてると、何も言わずに突然それを写メで撮ったりするんですよ。たぶん、自分に卸してもらったとSNSとかに載せたかったのだと思います」

また、佐藤さんは自分の子供に対しても、不思議な接し方をしていたようだ。

「愛里には当時1歳くらいの子どもがいて、その子を託児所に預けて働いていました。私も会ったことがありますが、とても可愛い子ですよ。

年頃だった愛里は仕事が終わっても迎えにいかずにそのまま飲みに行くこともありました。その度に託児所からキャバクラに電話があり、愛里がようやく迎えに行くということが何度もあって、お店の人にも怒られていました。

パートナーの男性と最終的にどうなったかはわかりませんが、当時は一緒にいたと思いますよ。私も『子どもにとってお母さんは愛里しかいないんだから』と何度か怒り、愛里も『わかった』と素直に謝るんだけど、同じことを何度も繰り返してしまうんです」

その後、子どもは児童相談所預かりという帰結を迎えたようだ。

「キャバクラのバックヤードで愛里が『児童相談所に子どもを連れて行かれた』とずっと泣きわめいていたことがあったそうです。結局、愛里はそのキャバクラを、最後は無断欠勤を繰り返してやめています。愛里が飲み歩いていたお店との間でお金のトラブルになって、居場所がなくなったんです。

子どもと離れてしまった寂しさもあったんじゃないですかね。事件についてはもちろん知っていますが、愛里に関しては色々な情報が出すぎててそれを見るたびに複雑な気持ちになります」

「愛里は、昔から知っている仲のいい人達からすると普通に明るいいい子なんです。友達思いでもありましたし……。実際に愛里が亡くなってから高校の同級生も涙を流して悲しんでいました。

ただ一方で、あまりよくない噂話を聞くことも事実です。お金の話もそうだし、キャバクラ時代も仕事終わったあとに毎日飲み歩いているって話もありましたし……。ホストクラブではないんですけどメンズバーのようなところでした。酔いつぶれるって感じではなかったと思います。

たぶん構ってほしかったというか、そういうお店って甘やかしてくれるわけじゃないですか」

パートナー、そして我が子とも離ればなれとなった佐藤さんはその後、夜の街を離れて上京し“ライバー”として生計をたてた。寂しがり屋だった愛理さんにとってリスナーたちが自身を肯定し、もてはやしてくれるライブ配信の世界が“居場所”だったのかもしれない。

そこで出会った男と金銭トラブルの末に、サバイバルナイフで刺され佐藤さんは絶命した。どこでボタンはかけ間違えられたのかー。

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