「トランプ氏に感謝すべき」米ウクライナ首脳会談交渉決裂 カメラの前で激しい口論に

アメリカのトランプ大統領とウクライナのゼレンスキー大統領がワシントンで会談しましたが、ロシアとの停戦協議を巡り、カメラの前で激しい口論を展開し、交渉は決裂しました。

両首脳の会談は友好ムードで始まったものの、同席したバンス副大統領が「トランプ氏に感謝を述べるべきだ」と訴えたのをきっかけに、ヒートアップしました。

アメリカ・バンス副大統領:
紛争に終止符を打とうとしている大統領に感謝すべきだ。

ウクライナ・ゼレンスキー大統領:
ウクライナの私たちの問題が分かるか?

さらにゼレンスキー氏が、アメリカもロシアの影響を感じ始めることになると警告したのを受けて、トランプ氏が反発しました。

アメリカ・トランプ大統領:
私たちがどう感じるかなんて言うな。私たちは問題を解決しようとしてるんだ。あなたは第3次世界大戦になるかギャンブルしているんだ!君がやっていることは我が国に失礼だ。

また、ロシアとウクライナの停戦に向けた協議やウクライナが求める「安全の保証」について、トランプ氏は「この交渉に乗らなければ我々は手を引く」と語気を強めました。

会談では、トランプ氏が支援の見返りとして求めていたウクライナの鉱物資源を巡る交渉も決裂し、共同会見も中止される大荒れの展開となりました。

FNNプライムオンライン
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