
ロシアの侵攻を受けるウクライナから警察官が来日し、遺体の身元確認などの研修が始まった。ウクライナ警察の鑑識部門の幹部10人は、7月10日から5日間の日程で研修に臨み、東日本大震災で多くの犠牲者の身元を確認した日本の警察から検視や鑑識などについて学ぶ。10日は警視庁麻布警察署で指紋採取について研修した。
来日した幹部は、「子どもを含む多くの人が死亡した。検視が主なテーマなので経験を積んで持ちかえりたい」と話した。
13日からは福島県警察本部でDNA型鑑定や検視にあたる職員の心のケアなどについて学ぶほか、津波で被災し震災遺構となっている福島県浪江町の請戸小学校を視察する予定。
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