
依然として止まらない米の価格高騰。
その中で始まった備蓄米の出荷を巡り、大臣の口から出たのはこの発言です。
江藤農水相:
3000円ということであれば、だいぶ値ごろ感はありますので。
5kg3000円台で値ごろ?街の人たちも本当にそう感じているのでしょうか。
28日「イット!」が向かったのは東京・大田区にあるスーパーです。
気になる米の価格、一番安いものだとブレンド米と書かれた米が税込み3994円で販売されていました。
農林水産省によると3月10日から1週間のスーパーでの米の平均価格は、5kg当たり4172円。
11週連続で最高値を更新しています。
取材に訪れたスーパーでは2024年の5月くらいから米の仕入れも減少し、価格も右肩上がりになっていて5kgで3000円台ではあるものの、4000円に近い金額となっています。
そこで、期待されるのがやはり“備蓄米”です。
マルヤス・松井順子代表:
備蓄米は特に入ってきてないです。うちに備蓄米の話が入ってくるのかどうか、そこも分からないような状況。
一般的に、備蓄米はJA全農などの集荷業者から米を買い取る卸売業者へ。
そのあとスーパーや小売店に卸されるのですが、取材したスーパーでは卸売業者から備蓄米入荷の連絡などがないため、扱えるか分からないのだといいます。
マルヤス・松井順子代表は「安ければ安いほどお客さま喜ばれると思いますので、もし備蓄米がお安い価格で入るようであれば、ぜひ取り扱いたいです」と話しました。
こうした中28日朝、江藤農水相は備蓄米の販売価格について「3000円ということであれば、だいぶ値ごろ感はありますので、価格が安定する、落ち着くということを期待しております」という認識を示しました。
5kg当たり3000円台で並び始めたことについて「だいぶ値ごろ感がある」と発言。
本当に3000円台は適当な値段なのでしょうか。
買い物客から聞かれたのは「高いと思います。だって主食なんだから日本の。やっぱり2500円ぐらいまで、5kgで」「高いと思います。でも買わなきゃいけなければ、3000円ちょいでもしょうがない。買うしかない」といった、3000円台は高いという声。
それでも「今に比べたら全然マシ。今本当に高すぎ。(3000円台は)今の状況だったらうれしい。(備蓄米が)出回ってくれればいいんですけど…」といった、今より安くなるなら歓迎するという声も。
今後の備蓄米についてある大手スーパーに聞いたところ29日、店頭に並ぶものの数量限定で取り扱う予定で販売価格は3000円台前半になると回答。
商品は、産地や品種を混ぜたブレンド米として販売する予定だということです。
備蓄米を待つのは一般家庭だけではありません。
JA静岡経済連は、JA全農が落札した初回放出分の備蓄米を約800トン分購入する予定。
その全てが静岡県内の小中学校や定時制高校の給食にあてられるのだといいます。
実は、2024年の米の不作で給食に必要な米を約800トン確保できていませんでした。
その不足分を備蓄米で補うというのです。
県学校学校給食会・小野田豊理事長:
欠けることなく量が確保できた。まずはホッとした。
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