
新しい安倍内閣の発足から、きょうで3日目。
注目は、初入閣した小泉進次郎環境大臣です。
番記者の中村さんに聞きます。
大臣就任早々、精力的に活動しているようですが、進次郎氏に何か変化は感じられますか?
国会中村記者:はい。
会見など取材していましても、進次郎氏は大臣になる前と変わらず、自分の言葉で自然体で話をしているな、という印象です。
初入閣の大臣ですと、不用意な発言を防ぐために役所が用意したペーパーに目を落とすということもありがちなのですが、ここまではほぼ見られないんですね。
一方、舌鋒鋭く政権を批判する、という進次郎節はいまのところみられません。
就任3日目となった小泉大臣のきょうの動きをまとめましたので、こちらをご覧ください。
多くの人でごった返しているのは、環境省の中の一室。
(職員)「みなさん、半歩前にお願いします」そこに登場したのが…およそ500人もの職員から拍手で迎えられた小泉進次郎環境大臣。
(小泉大臣)「環境大臣を拝命し先ほど、秘書官から小泉純一郎と間違われた小泉進次郎です」。
冒頭から早速、場の空気をつかんだ。
(小泉大臣)「世界の環境省の所管の様々な政策分野に対する関心と比べた時に明らかに日本の中の皆さんの所管に対する扱いは小さすぎる。私はそれを変えたい」。
訓示をきいた職員からは…。
(職員)「すごい心に響いてくるものはありますね」。
(職員)「前例踏襲ではなくて、自分でどんどん改革していくというのが伝わってきた」。
しかし、およそ30分前に行われた記者会見では千葉県の大規模停電について記者から厳しい質問がとんだ。
(記者)「内閣改造が優先されたという印象を受けている国民も多いが」。
(小泉大臣)「環境省は災害の時に対応しないといけないことも多く抱えているので、そこを認識して取り組んでいきたい」。
これまで政権を批判することで存在感を示してきたがここではトーンを抑えた形となった進次郎氏。
環境大臣に就任して3日目、何を思うのか…。
(小泉大臣)「環境省、私のイメージといい意味で違いましたね。これから環境を基軸に国づくりをしていくためやりがいがありますね」
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