
前回の衆議員選挙で鹿児島2区から出馬し、落選した自民党の金子万寿夫氏が26日会見を開き、政界引退の意向を表明しました。
金子氏は現在、自民党鹿児島2区の支部長を務めていますが、後継については2021年の衆院選で九州比例代表から初当選を果たした保岡宏武氏を希望しています。
金子万寿夫氏「議席を守ることができず大変申し訳なく思っている。政界を引退するという決意を新たにさせていただいた」
金子万寿夫氏は鹿児島県瀬戸内町出身の75歳で、2014年に衆議院鹿児島2区の補欠選挙で国政初当選を果たし、衆議院議員を3期務めましたが、2021年の衆院選で、前知事で無所属の三反園訓氏に敗れました。
金子氏は年齢と、自民党の小選挙区での議席を失ったことが引退を決めた大きな理由と語りました。
これに伴い、注目されるのが自民党の鹿児島2区の支部長の後継です。
金子氏が後継として希望したのは、2021年の衆院選で九州比例代表から出馬し初当選した保岡宏武さんです。
金子氏は会見で、2021年の衆院選は、1区・宮路拓馬氏、比例・保岡宏武氏という2人の若い政治家を、将来政治家としてしっかり頑張ってもらえるような体制を作らなければならないという考えが基本だったとした上で「保岡君(宏武氏)を2区からという流れになるんだろうと私は思っている」と述べました。
保岡宏武氏は2017年の衆院選では父・興治氏の後を継ぎ鹿児島1区から出馬しましたが、26日の金子さんの後継指名を受けて27日、コメントを出すとしています。
一方、2021年、鹿児島2区で金子氏を破り、国政初当選を果たした三反園訓氏も自民党入りを目指していて、鹿児島テレビの電話取材に対して次のように答えました。
三反園訓氏「私はお願いする立場。一生懸命働いていきたいと思っている。本当に、今、様々な課題がたくさんある。まずは一生懸命仕事をする。全力で汗をかき、努力したいという思いでいっぱい」
自民党県連は鹿児島2区の支部長選びをどう進めていくかは、まだ決まっていないとしています。
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