
“バカサバイバー”青木真也(35)が、総合格闘技イベント「ONE Championship」(27日、フィリピン・マニラ)でシャノン・ウィラチャイ(29=タイ)に完勝した。 直前まで複数の人物にセコンドを断られるなど“すったもんだ”がありながら、試合では強さを見せつけた。1ラウンド開始早々にタックルでテークダウンし、ハーフガードからマウントポジションに移行。ヒジ打ちとパウンドの雨を降らせて流血させ、2分16秒でTKO勝ちとなった。 2016年11月にエドゥアルド・フォラヤン(33=フィリピン)に敗れ、ONEライト級王座から陥落。昨年11月にはONEウエルター級の絶対王者ベン・アスクレン(34=米国)に敗れ、自身初のMMA(総合格闘技)2連敗を喫したが、これで5月に続き2連勝となった。これを受けてONE公式サイトでも「近い将来、2階級王者のマーチン・ヌグエンに挑戦する可能性がある」とコメントされており、ライト級のタイトル奪還に大きく前進した格好だ。 一夜明けた28日、青木は取材に応じ「ヒジが痛い…。ケンドー・カシンをまねたヒジ打ちのおかげで勝つことができました」とにっこり。29日の「RIZIN.11」(さいたまスーパーアリーナ)で、元UFCファイターの強豪ディエゴ・ブランダオン(31=ブラジル)と対戦する盟友・北岡悟(37)に「つなげたよ。(29日は)奥田さんが応援に行きます」とエールを送った。
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