
相互関税の発動後、初の国会論戦が行われました。
早急な対応が求められる中、トランプ政権との交渉の仕方が焦点となっています。
国会記者会館から、フジテレビ政治部・菊池俊匠記者が中継でお伝えします。
今回の関税を国難だとする石破首相は、今週中にも実施を模索しているトランプ大統領との電話会談で「フェア」を訴える考えを強調しました。
石破首相:
必要であれば私自身がトランプ大統領と会談をするということ、これについては何らちゅうちょするものではない。日本国は不公正なことはやっていない。フェアでないことはやっていない。きちんと言わなければならない。
また、石破首相は「なるべく早く訪米もしたい」との意向も示しましたが、まずはトランプ大統領と電話会談を行う考えです。
時期は上乗せされる関税が発動される日本時間9日までに行いたいとの声が政府内で上がっていますが、アメリカ側との調整はついていません。
交渉のカードについては対抗措置などをちらつかせるべきだとの声もあるものの、政府関係者は「ケンカするようなのはうちの外交スタイルではない」と述べ、アメリカへの投資と雇用への貢献を最大限アピールしたい考えです。
石破首相も「よろしくお願いしますだけ言っても仕方がない」と述べていて、トランプ大統領に響く交渉方針をまとめる作業を急ぐとみられます。
FNNプライムオンライン
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