広末涼子容疑者自宅に家宅捜索 逮捕容疑の「傷害」ではなく「危険運転傷害」で 自宅の捜索では違法薬物見つからず【news23】|TBS NEWS DIG

10日、警察が広末涼子容疑者の自宅を家宅捜索しました。ただ、容疑は逮捕された看護師への「傷害」の疑いではなく、事故に関する「危険運転傷害」。一体なぜなんでしょうか。

■「危険運転傷害」で家宅捜索 服用していた薬が事故・事件につながった可能性も

4月10日、東京都内の広末涼子容疑者の自宅に警察が家宅捜索に入りました。

容疑は、逮捕された看護師への傷害容疑ではなく、事件の5時間前に、自らの運転で起こした追突事故に関する「危険運転傷害」でした。

事故後、車の周りをうろつき車道に出ようとする、警察の取り調べでかなり取り乱していた、など不審な行動があったとされています。

警察は、広末容疑者のこうした言動などから危険な運転をして同乗者にけがをさせた疑いがあるとみて、自宅への強制捜査に乗り出したとみられます。

「危険運転」とはどういうものなのでしょうか。

道路交通法に詳しい 高山俊吉 弁護士
「ただの前方不注視とか、安全確保の努力を怠ったとかではなく、事故を起こした原因の中に、運転者が『正常な運転が困難になる理由が特にあった』と」

危険運転傷害は懲役15年以下。懲役7年以下の過失運転傷害に比べ、重い罪となっています。

高山弁護士は、今回のケースで“警察が薬物を疑うのは不思議ではない”とした上で…

道路交通法に詳しい 高山俊吉 弁護士
「捜索令状を裁判官からとっている。疑いがあることを言えるだけの材料がないと認めませんから、薬物の可能性が高いと示すなんらかの材料を裁判所に提出していると思う」

捜査関係者によると、10日の家宅捜索で違法薬物は見つからなかったということです。

また、これまでの簡易的な検査では、違法薬物は検出されていませんが、警察は、服用していた薬が事故や事件につながった可能性も含め、捜査を進めています。

■「元気だけが取り柄な私なのに」 ファンクラブサイトで体調不良を感じさせる投稿

今年、デビュー30周年の広末容疑者。ファンクラブ内でのグループチャットでは、最近、体調不良を感じさせる投稿をしていました。

広末容疑者(3月12日投稿)
「昨日、病院に行き、喘息の吸入も咳止めも気管支広げるシールも、もらい、花粉症対策のための鼻水の薬も、もらい、微熱があったので念のための抗生物質も!とりあえず全て薬コンプリート!」

広末容疑者(3月22日投稿)
「元気だけが取り柄な私なのに、最近体調崩し気味で失礼しました」
※広末涼子ファンクラブより

こうした薬の服用が、事故や事件などにつながった可能性はあるのでしょうか。専門家は…

法科学研究センター 雨宮正欣 所長
「(投稿している薬は)どちらかというと鎮静作用があるような薬物がほとんどで、合理的に説明できない。薬物の影響があったとした場合は、興奮系の薬物の影響は推測される」

雨宮氏によると、広末容疑者がファンクラブサイトに投稿していたような薬だけでは、あのような興奮状態にはならないと説明。その上で、今後の捜査について…

法科学研究センター 雨宮正欣 所長
「(一般的に)処方薬の中には、今回のような行動を起こしても不思議がないような薬物、(不審な行動が)合理的に説明できるような薬物は含まれていますから、処方薬に焦点をしぼって、処方された履歴などを考慮して考察を進めていくのではないか」

静岡地検が請求していた勾留が認められ、広末容疑者は最長10日間、身柄が拘束されることになります。

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