
センター試験が終わり私立入試や国公立の入試など、
もう早い人では本番の試験を迎えた方もいるのではないでしょうか。
センターが終わって自己採点をし、「よし!これから2次試験の勉強だ!」
と机に向かってみたけども、何故かそわそわしてしまう。
僕が受験生のときも、頑張って勉強するぞ!と思ったはいいものの
何から手を付けていいのかわからず、
あまり集中できていないことがありました。
今現在、僕は塾講師をしていてたくさんの生の声を聞き、たくさんの相談に乗っています。
当時の僕は自分自身のことで精いっぱいでしたが、
講師という立場から俯瞰してみると
不安になる原因の1つは”具体的じゃないから”ではないのかと思いました。
例えば、”カレーを作れ”と言われても、すぐには行動できないですよね。
それはなぜ行動できないんでしょうか。
何人分作るの?何カレー?材料からそろえるの?いつまでに作るの?
こんな疑問が浮かんでくるからだと思います。
ではもう少し掘り下げて、
”明日の晩御飯にカレーを3人前、材料は冷蔵庫にあるから、携帯で作り方を調べて作ってよ”
と言われるとどうでしょうか。
イメージが湧いて行動しやすくなると思います。
なぜ行動しやすいのか。
それは”具体的だから”です。
センターが終わり、2次試験に向けて本格的に勉強するときの不安の種も
具体的じゃないことから出てくるものだと思います。
”化学で70点取る”という目標。かなり抽象的です。
これだと完璧を求めるようになって、焦りばかり出てきそうじゃないですか?
もっと具体的に。
”第1問で18/30点、第2問で32/40点、第3問で20/30点取る”という目標にしてみる。
先程よりかはわかりやすくなったけどどう行動していいかわからない。
それはなぜか、各大問で何が出てくるか想像かつかないからですよね。
そのための過去問分析です。
”お!第3問では毎年有機化学の構造決定が出てるのか!”とわかれば、
有機化学の構造決定を勉強すればいいとわかり、勉強しやすいのではないかと思います。
このことが受験勉強で生じる「すべての不安の種」というわけではありませんが、
僕が感じたことを皆さんと共有することで、何かしらの支えになれればいいなと思い、
メンバーシップ限定LIVEの一部分を切り取って公開させていただきました。
この動画が少しでも君の力になれれば幸いです。
一人一人が納得のいく、後悔のない結果をつかみ取れることを幸に願います。
新矢拓海(化学)
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