買う?買わない? 道内スーパーにも備蓄米「5kg、2160円を目安に検討」来月販売開始へ 消費者の選択は?

28日の国会。備蓄米について野党の党首らが小泉農水大臣と論戦を交わしました。

立憲民主党 野田代表)
「バナナのたたき売りじゃないので気合は分かるが、それが適正価格かどうかということなんですね」。

小泉大臣)
「この2000円が生産者の方にとっての適正ではないと思います。しかし今回我々備蓄米を古い備蓄米を出しますので、この古い備蓄米をおろしていく価格としては私は適正だと思います」。

小泉農水大臣が進める備蓄米の随意契約。国は29日にも、契約した業者に備蓄米を引き渡す予定です。道内の店頭にはいつ並ぶのでしょうか?

28日に1500トンの随意契約を申し込んだコープさっぽろ。
精米と袋詰め作業に時間がかかることから、店頭販売の開始は来月下旬ごろとなる見込みです。

また、イオン北海道は親会社のイオンが2万トンを調達。道内では来月中の販売開始を予定していて、価格は「5キロ、2160円を目安に検討している」としています。

全国から申し込みが殺到し2022年産が放出量の上限に達した備蓄米。次に放出されるのは2021年産について、小泉大臣は5キロ1800円程度で提供できると説明します。
申し込みの受け付けは中小のスーパーや米穀店に限定し、30日にも受け付けを開始する方針です。

井口七海記者)
「5キロで3000円台のお米が並んでいるこちらのスーパーにも、今後、値段の低い備蓄米のお米が並ぶようになるかもしれません」。

札幌市豊平区のスーパー、「キテネ食品館」。加盟する「全日食チェーン」が備蓄米の随意契約に申し込む方針のため、店頭に並ぶ可能性があるといいます。

キテネ食品館 中塚誠・代表)
「日々の情報を掴んでおいて、店頭に並べられるようになったら嬉しいなというのと、お客様も喜んでいただけるのかなと」。

2000円の備蓄米と高止まりが続く通常のコメ。消費者はどちらを選ぶのでしょうか。

買い物客)
「(備蓄米を)買うでしょうね。2000円というのは魅力だよね。4000円なんて、年金暮らしには手が出ないですよ」、「私だったら普通の4000円台の米を買います。米はおいしい米が食べたいので、あえて安い米を買いたいとは思いません」、「買いたいと思います。(備蓄米も)精米したら少しおいしいかなと思います、古くても」。

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