
スーパーで販売されるコメの平均価格は、前の週に続き、最高値を更新しました。一方、備蓄米の「随意契約」による売り渡しについて、農水省は午後に説明会を開き、大手小売業者およそ320社が参加しました。コメをめぐる26日の動きをまとめました。
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26日午後4時ごろ、備蓄米の随意契約に関するオンライン説明会が行われました。真剣な表情で参加していたのは日用品メーカーの「アイリスオーヤマ」です。他にも「ドン・キホーテ」や「楽天」「イオン」「イトーヨーカ堂」など全国からおよそ320社が参加しました。
説明会の最中に電卓をたたき何かを計算する様子も見られました。すると、早速「申込書」を記入し始め、すぐにメールで送信。午後6時前に数量1万トンで申込書を送り、午後7時過ぎには農水省の担当者から「申請した全量、OKです」と連絡があったということです。
アイリスオーヤマ担当者
「最短で6月2日には販売できるかなと思っていて、ネット通販では契約が締結できた段階で予約販売もしたい」
政府が価格を定めて業者と契約を行う「随意契約」。その備蓄米の売り渡しについて、26日に詳細が明らかになりました。
政府が提示した販売価格、60キロあたり1万1556円で直接、大手小売業者に備蓄米を売り渡すもので、店頭では5キロあたり2160円程度で販売されることを想定。対象は年間1万トン以上の取り扱いがある大手の業者です。
政府からの売り渡し数量は30万トンで、玄米の状態で提供されます。そのため、精米や袋詰めなどは業者側で行う必要があります。26日からホームページで申し込みを開始し、先着順で販売するということです。
全国のスーパーでのコメ5キロあたりの平均価格は4285円。前の週から17円値上がりして過去最高を更新しました。去年の同時期の2倍以上となっています。
小泉農林水産相は、新たな一手として「米対策集中対応チーム」を発足させました。地方を含め500人規模という異例の体制で対応に当たるということです。備蓄米の店頭価格については…
小泉農水相
「小売価格では5キロあたり(税抜き)2000円程度となる水準」
来月上旬にも、スーパーなどで5キロ2000円程度で売られるようにするということです。この価格について消費者は…
――店頭価格2100円台目指すと出たが?
買い物客
「本当に実現されたらうれしい。コメの値段上がる前は、それくらいの値段だった」
しかし、売る側は…
食品バイヤー
「いくら安いと言っても、玄米のまま仕入れしてもそこから精米してパッケージして商品化して売り場に並ぶまでのコスト・時間は相当かかる」
(2025年5月26日放送「news zero」より)
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