
★韓国大統領選 日本への影響は?詳しく知りたい人はこちら
▷https://www.nikkei.com/live/event/EVT220124004?n_cid=NMB0005
韓国大統領選は3月9日に投開票を迎えます。残すところ1カ月となり、現在、有力候補として残っているのが革新系与党の李在明(イ・ジェミョン)氏と保守系最大野党の尹錫悦(ユン・ソクヨル)氏、さらに中道系野党の安哲秀(アン・チョルス)氏の3人です。最近の世論調査では、「2強」と言われる尹錫悦氏と李在明氏の支持率がほぼ並んでいて、安哲秀氏が追いかける展開です。
李在明氏は文在寅大統領と同じように人権派弁護士出身で、その後、市長や知事を経験するなど行政経験が豊富です。歯切れのいい発言や自治体のトップとして新型コロナウイルスへの迅速な対応が評価され、支持を伸ばしました。一方で、国会議員の経験はなく、党内では非主流派です。文大統領に近い主流派との関係はあまり良くないと言われています。
尹錫悦氏は検察一筋で、主に政界捜査を担う部署に身を置きました。「自分が正しいと思えば絶対に妥協しない」のが信条で、検察改革を巡り文在寅政権への抵抗を貫いた姿勢が、低迷する保守系野党の支持層に救世主と映りました。与党候補の李在明氏との最大の違いは外交・安保政策で、北朝鮮の核開発に対抗するため日米韓連携を重視しています。
李在明氏は市長時代に手がけた都市開発にかかわる疑惑の捜査が続いているほか、息子の違法賭博の疑惑も持ち上がっています。尹錫悦氏も妻の過去の経歴詐称疑惑が浮かび、謝罪会見に追い込まれました。韓国大統領選は「長所よりも短所で勝負が決まる戦い」とも言われています。保守、革新両陣営が国民も巻きこみ、相手陣営の候補者本人だけでなく、家族まで含めてスキャンダル探しに必死になります。スキャンダルを乗り越えられるかどうかが勝敗のカギを握ります。
※この動画は2022年2月4日午前(日本時間)時点で最新の情報をもとに作成しています。
#韓国大統領選挙 #李在明 #尹錫悦 #安哲秀 #文在寅 #朴槿恵 #李明博 #日経電子版
★初めての方は日経電子版が1カ月無料! ▷https://s.nikkei.com/ytmb2021
★チャンネルを登録して最新のコンテンツをチェックする!▷https://www.youtube.com/channel/UCXPFd4aq7IFtRp5CJz2vpfQ
★日経電子版【朝刊1面を読もう】最新情報 ▷ https://r.nikkei.com/topics/topic_DF_TE_20030201
「朝刊1面を読もう。Morning Briefing」の週末版は、2022年1月29日から2月4日の1週間のニュースを、キーワードをもとに振り返ります。解説は日本経済新聞社編集委員の峯岸博、担当は渡部加奈子です。
●峯岸博(みねぎし・ひろし)前ソウル支局長。韓国駐在6年半。訪朝経験7回。専門は朝鮮半島、日本政治、外交・安全保障。主な著書に「韓国の憂鬱」「日韓の断層」(以上、単著)「コロナ戦記」(共著)。
https://twitter.com/minegishinikkei
●渡部加奈子(わたべ・かなこ)保育・女性活躍の取材を経て、日経電子版のコンテンツマーケティングを担当。趣味はクライミング、犬の世話、暗渠散歩。
https://twitter.com/watabekanako
0:00 李在明・尹錫悦・安哲秀、各氏の支持率は
1:04 李在明氏はコロナ対策が評価
1:48 尹錫悦氏は日米韓連携を重視
2:35 大統領の求心力の源泉は人事
3:58 政権末期にスキャンダルが表面化
4:50 選挙戦のスキャンダル合戦、背景は
5:57 勝敗のカギを握る「MZ世代」
6:30 誰が大統領になる?予想は
※日本経済新聞社の動画について改ざんや、許可なく商用・営利 目的で利用することを禁じます。
powered by Auto Youtube Summarize