１０月１２日、小型ジェット機を活用した事業を行う会社が新規事業許可が下りたことを鳥取県の平井知事へ報告し、鳥取空港でファーストフライトを行った。
航空大学校の卒業生が起業した航空ベンチャー企業「マイクロジェット社」は小型ジェット機による航空運送事業を行っている。
北村晏乃記者：
「マイクロジェットの機内です。シートがふかふかで想像以上に広々としていてとても快適です」
使用するのは世界で最も小型のジェット機とされるアメリカ・セスナ社の「サイテーションＣ５１ムスタング」。乗客の定員は、最大４人で羽田空港までは１時間半から２時間、関西空港までは１時間以内に到着するという。小型の機体を使用することで低コストを実現できるとしている。
１０月１２日はマイクロジェット社の西久保慎一会長らが鳥取市の鳥取空港を訪れ、国土交通省から事業許可が下りたことを平井知事へ報告し、今後の海外へ向けた事業の構想を説明した。
そして、記念すべき一人目の乗客・平井知事を乗せてファーストフライト。大山の近くまで周遊したあと、鳥取空港に着陸した。
鳥取県 平井伸治知事：
「素晴らしい空の旅ですね。これは商品性があるなという風に思いました。ぜひ富裕層の方など、こうした空の旅を山陰で味わっていただければと思いました」
マイクロジェット社 西久保慎一代表取締役会長：
「鳥取はいつ来ても良いところだなと思います。海外のお客様に好まれるような観光資源が多いんですね。安心して海外のお客様に勧められる場所ですね」
マイクロジェット社は今後、国内旅行会社と提携して、大山や中海、宍道湖の遊覧飛行を行う海外の富裕層向けツアーを準備中だという。
（2023年10月12日放送 ニュースevery日本海より）
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