トランプ大統領、LAに州兵2000人派遣 不法移民取り締まり抗議激化 デモ鎮圧へ【グッド!モーニング】(2025年6月9日)

 アメリカ・ロサンゼルスで、不法移民の取り締まりに反対するデモが過激化しています。トランプ大統領は沈静化のため州兵2000人の投入を決め、州兵の一部がロサンゼルスに到着しました。

■抗議のデモ隊が暴徒化 警察官を挑発する人々も

 6日、アメリカの移民税関捜査局はロサンゼルスの洋服店にいた44人を不法滞在などの疑いで拘束。これをきっかけに、抗議のデモ隊が暴徒化しました。

 ロサンゼルス市警やFBIは、催涙ガス弾などで応戦。しかし、翌7日もデモ隊は道路を占拠し、火を放つなど衝突は続きました。

 警察官を挑発する人々。炎上する車の周りを走るバイクは、メキシコ国旗を掲げています。こうした事態を受け、トランプ大統領は州兵2000人の動員を決めました。

「カリフォルニア州知事とロサンゼルス市長が職責を果たせないのなら、連邦政府が介入して問題解決に当たるべきです」

 ホワイトハウス報道官も「州の無責任な民主党指導者たちは市民を守る責任を完全に放棄した」と批判しました。

 これに対し、民主党に所属するカリフォルニア州のニューサム知事はXにこう投稿しました。

「連邦政府は混乱をあおり、事態をエスカレートさせようとしています。州兵派遣は警察の不足が原因ではなく、単に見せ物にしたいだけです」

 そして、州兵の一部がロサンゼルスに到着。CNNによりますと、300人程度が配備されたということです。

 周辺にはデモ隊が集まり始めていて、ヘグセス国防長官は現役の海兵隊の動員も示唆しています。

(「グッド!モーニング」2025年6月9日放送分より)
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp

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