
イスラエルとイランの交戦が激化する中、イスラエル軍は15日、イランにある「武器製造拠点」付近にいる市民に対し直ちに退避するよう求める声明を発表しました。イスラエル軍は声明でイランの「武器製造拠点」の付近にいると「命を危険にさらすことになる」と警告し、さらなる攻撃を示唆しました。イランのメディアによりますと15日は、中部イスファハンなど、3つの都市で爆発がありました。イスラエルへの報復攻撃に使ったミサイル施設が狙われたとみられています。また、首都テヘランでは2つの石油施設が攻撃され、大規模な火災が発生しました。一方、イラン側も反撃を強めていてイスラエル北部や中部では14日夜から15日未明にかけ、新たなミサイル攻撃により10人が死亡しました。こうした中、イランのアラグチ外相は15日、「イランの核開発をめぐるアメリカとの協議が合意するのを阻止するために、イスラエルがイランを先制攻撃した」として非難しました。また、アメリカが攻撃を支援しているとし、「責任を負うべきだ」と訴えました。そのアメリカのトランプ大統領は15日、自身のSNSに、イスラエルとイランについて、「取引すべきで取引するだろう」と投稿し、停戦の合意を求めました。またロイター通信によりますとトランプ大統領は、イスラエルが立案したイランの最高指導者ハメネイ師に対する暗殺計画について、反対していたということです。トランプ氏自身が直接伝えたかは明らかではありませんが、トランプ氏とイスラエルのネタニヤフ首相は頻繁にやりとりをしているということです。
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