トランプ氏が「イラン最高指導者の暗殺計画を拒否」報道 停戦交渉求める イスラエルとイランの衝突激化 日本への影響も|TBS NEWS DIG

イスラエルとイランの大規模な衝突が始まって4日目。連日のミサイル攻撃などで死者は双方合わせて240人を超えました。アメリカのトランプ大統領は停戦に合意すべきだとしてますが、攻撃は激化しています。

16日もイスラエルの上空を飛び交ういくつものミサイル。迎撃システムも作動しますが、地上で爆発するものも。

中部テルアビブでは…

記者
「今から10分ほど前に中心地で大きな爆発音がありました。イランからのミサイルの被害を受けた場所で、いまも消防隊による放水活動が続けられています」

周辺の建物にも被害が出たほか、近くにはアメリカ大使館の関連施設もあり、大使は、施設が軽微な被害を受けたと明らかにしました。

イスラエルメディアは、イランとの衝突が始まった13日以降、死者は22人に達したと伝えています。

一方、イスラエルによる攻撃も続いています。イランメディアは15日、イランの国防省本部や核施設、燃料関連施設などが攻撃されたと報じました。

16日には、イスラエル軍がイラン革命防衛隊の海外作戦を担当する「コッズ部隊」の司令部を攻撃したと発表しています。

イラン保健省の報道官によると、これまでに224人が死亡しています。

イスラエルのネタニヤフ首相は、攻撃がイランの政治体制の転換に繋がる可能性があるとの認識を示し、成果について、こう話しました。

イスラエル ネタニヤフ首相
「彼らの(核開発を)かなり後退させたと思います」

一連の攻撃でイランの核保有の脅威は下がっていると強調しています。

こうした中、ロイター通信はアメリカの当局者の話として、イスラエルによるイランの最高指導者ハメネイ師の暗殺計画をトランプ大統領が拒否したと伝えました。イランとイスラエルの攻撃の応酬をめぐり、トランプ氏は停戦交渉を行うよう求めています。

アメリカ トランプ大統領(15日)
「戦い抜かなくてはならないこともあるが、取引が成立する可能性は十分にあると思う」

しかし、イスラエルのカッツ国防相が、テヘランの住民は「すぐに代償を払うことになる」と述べるなど攻撃を続ける方針を示しています。

戦闘がエスカレートし、イランが原油輸送の要衝ホルムズ海峡を封鎖するような事態になれば、日本の原油輸入のおよそ9割がホルムズ海峡を通るとされていることから、私たちの生活にも大きな影響が出ることになります。

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