
英語版(English)https://youtu.be/xtc1ZzxSk6o
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岩屋毅外務大臣会見記録(要旨)
《令和7年6月17日(火) 17:18~17:45 於:本省会見室》
【主な項目】冒頭発言:
(1)G7カナナスキス・サミット
(2)日米首脳会談
(3)中東情勢(イスラエル・イラン間の攻撃の応酬)
(4)日韓国交正常化60周年記念レセプション
【質疑応答】
◯日米首脳会談
◯中東情勢(日本の役割、邦人退避)
◯中東情勢(邦人退避、イスラエルとの電話会談の調整状況)
◯中東情勢(日・イスラエル関係)
◯中東情勢(イスラエル・イラン間の攻撃の応酬、ガザ情勢)
◯中東情勢(イスラエル・イラン間の攻撃の応酬)
◯G7カナナスキス・サミット
◯米国の関税措置に関する日米協議
◯日韓国交正常化60周年記念レセプション
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◯冒頭発言
(1)G7カナナスキス・サミット
【岩屋外務大臣】冒頭、私(岩屋大臣)から4点、御報告がございます。
まず、G7サミットでございます。
現在、石破総理は、G7カナナスキス・サミットに出席するために、カナダを訪問中です。
初日は、世界経済、経済安全保障と重要鉱物のサプライチェーン強靱化・多様化、山火事や移民への対応といった幅広い課題に加えまして、イラン・イスラエル情勢が緊迫化する中東、ウクライナ、インド太平洋といった国際情勢についても、率直かつ突っ込んだ議論が、首脳間でなされたと承知しております。
G7は、発足から50周年を迎えるわけですけれども、このG7が連携・結束して、国際社会の諸課題への対応を主導していくことは、極めて重要だと考えております。明日のセッションにおきましても、石破総理は、アジアからの唯一のG7メンバーとして、インド太平洋の視点も含めまして、日本の立場と取組を発信してまいります。
(2)日米首脳会談
【岩屋外務大臣】二番目は、このG7サミットに合わせて開催をされました日米首脳会談についてでございます。
現地時間の16日、G7サミットの機会、石破総理は、トランプ大統領と約30分間、日米首脳会談を行いました。
両首脳は、「自由で開かれたインド太平洋(FOIP)」を推進し、両国が世界の平和と繁栄に一層貢献すべく、日米同盟を更に強化していくことを確認いたしました。
また、両首脳は、米国による一連の関税措置に関して、率直な議論を行い、担当閣僚に対して、更に協議を進めるように指示することで一致を見たところでございます。
(3)中東情勢(イスラエル・イラン間の攻撃の応酬)
【岩屋外務大臣】それから、三番目に、中東情勢についてでございます。
現下の、イスラエル・イラン間の攻撃の応酬を深く懸念しております。これ以上事態をエスカレートさせるいかなる行動も慎むべきであり、我が国として、全ての関係者に、最大限の自制と事態の沈静化を強く求めてまいります。
私(岩屋大臣)からは、16日に、アラグチ・イラン外相に対しても、これらの点について強く申し上げたところです。
イスラエルとの間では、これまでも様々なレベルで働きかけを行ってきており、先月5月13日、サアル外相とも会談をいたしましたが、引き続きコンタクトを取って、最大限の自制を要請していきたい、外交努力を沈静化に向けて継続してまいりたいと考えております。
また、事態は緊迫の度合いを深めておりまして、邦人保護に最大限の緊張感を持って取り組んでまいります。特に、イランの状況は深刻でありまして、イランに対する危険レベルを更に引き上げて、イラン全土に退避勧告をまもなく発出する予定です。
(4)日韓国交正常化60周年記念レセプション
【岩屋外務大臣】4番目に、日韓国交正常化60周年記念レセプションについてでございます。
昨日16日、ソウルにおきまして、在韓国日本大使館主催の日韓国交正常化60周年記念レセプションが開催されました。席上、李在明(イ・ジェミョン)大統領からビデオメッセージが寄せられたほか、多くの方々が来場され、大変盛況だったと承知しております。
また、今週木曜日19日には、東京におきまして、駐日本韓国大使館による記念レセプションが開催されます。
この節目の年に、今後の日韓関係の安定的な発展に向けて、私(岩屋大臣)自身も引き続き取り組んでまいります。
冒頭、私(岩屋大臣)からは以上です。
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(続きの文字情報は、https://www.mofa.go.jp/mofaj/press/kaiken/kaikenw_000001_00147.html#topic1 をご確認ください。文字情報として全文記載しています。)
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