
イスラエルがイランへ攻撃を始めてから20日で1週間。
攻撃の応酬は断続的に続いています。
FNNは、緊張状態が続くイスラエルで生活する日本人女性を取材しました。
イスラエルで生活する日本人・ユンガー結希さん:
寝不足が続きますし、体調不良でご飯も喉を通らないみたいな日々が続いています。
イランからイスラエルに向け発射されたとされるミサイルの映像。
場所や施設が特定されないようにするためか、全ての発射シーンで映像が加工されています。
双方の攻撃が続く中、アメリカのトランプ大統領は19日、レビット報道官を通じて次のような声明を発表しました。
トランプ大統領の声明文を読むレビット報道官:
近い将来、イランとの交渉が実現する可能性は十分にあることを踏まえ、私は2週間以内に攻撃を行うかどうかを決定する。
また、イランとの交渉について報道官は、「近いうちに実現する可能性がある」としたうえで、「必要であれば力を躊躇(ちゅうちょ)なく行使する」と警告しました。
一方、岩屋外相は20日朝、イランとイスラエルから日本人ら約90人が隣国に退避したことを明らかにしました。
こうした中、現在もイスラエルで生活を続けているのが日本人のユンガー結希さんです。
イスラエル人の男性と結婚した結希さん。
家族の事情もありイスラエル内にとどまっていますが、生死にかかわるためスマートフォンが手放せないと話します。
イスラエルにとどまる日本人・ユンガー結希さん:
このスマホの画面いっぱいに「もうすぐミサイルがくるから準備しろ」みたいな警告メッセージが表示されて、実際にミサイルが飛んでくると通知のアラートが出てきます。どこに行くにしてもスマホを握りしめていて、お手洗いであったり、シャワーの時も脱衣所に置いて、いつでもアラートを聞けるようにしています。
いつでも避難できるように水や缶詰などを準備。
また、シェルターに逃げ込む際には、パスポートなどとともに気を紛らわせるための刺しゅう道具も用意していました。
いつ攻撃があるか分からない状況が続き、体にも不調が出始めたといいます。
イスラエルにとどまる日本人・ユンガー結希さん:
ずっと寝られてなくて、自分の意識では大丈夫大丈夫って思っているんですけども、体も正直で、おなかが痛くなったりとか、頭痛が激しくなったりとか…。(Q.早く終わってほしい)そういうことも考えられないくらい、今日、この日っていう瞬間瞬間を生きているので…。
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