緊張続く中東情勢 原油輸送の要衝「ホルムズ海峡」封鎖なら…避けられないガソリン代高騰 被爆者団体もイラン攻撃を懸念

緊張が続く中東情勢。原油輸送の要衝「ホルムズ海峡」封鎖の可能性も出てきました。私たちの生活にどのような影響があるのでしょうか。日本時間のきのう、イランの核施設への攻撃に踏み切ったアメリカ。地中貫通弾バンカーバスターが使われ「深刻な被害を与えた」と発表しました。

一方、注目されるイランの出方。イランの国会は、原油輸送の要衝「ホルムズ海峡」の封鎖を承認したと国営メディアが報じました。日本の原油輸入の9割がホルムズ海峡を通るとされ、封鎖されればガソリン価格に影響が及ぶ懸念も。

きょう名古屋市内にあるガソリンスタンドに行ってみると…。■6月23日:名古屋・中区 午後1時ごろ
レギュラーガソリンは、1リットルあたり153円と先週と変わらない値段でした。

(タカラ石油 古渡給油所 山内三慶さん)「前回に仕入れた分が残っているから、それで対処している」

ガソリン高騰は不可避… イランへの攻撃に声を上げる人も

しかし「ホルムズ海峡」が封鎖されれば、ガソリンの値段が急騰するのは避けられないと店長は見ています。

(山内三慶さん)「あすあさってから少なくとも、5円は上がると思う。原油価格が上昇しているので、(最終的に)10円は上がると思っている」エネルギーの供給問題と共に、日本が無関係ではないと訴える人たちも。

激しい雨の中、イランへの攻撃に声を上げました。■6月23日:名古屋・中区
(愛友会 大村義則 副理事長)
「今の状況は“無関心”であっても、“無関係”ではなくなる。私たちの日常の安全や平和も脅かされる可能性が出ている」核兵器廃絶を訴え続けてきた愛知の被爆者団体。遠い世界のことではなく、日本も重要な立場にあると訴えます。

(愛友会 金本弘 理事長(80))
「考えて行動すれば、日本だって世界だってアメリカだって、私は変えられると思う。それに希望を託してあすから頑張ります」

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https://newsdig.tbs.co.jp/articles/cbc/1997432

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