イスラエルの停戦合意違反を主張しハマスが15日予定の人質解放の延期を発表 トランプ氏はハマスに人質解放求め「地獄が訪れる」と警告も

イスラム組織ハマスは、イスラエルがパレスチナ自治区ガザの停戦合意に違反しているとして、次回の人質解放を延期すると発表しました。

ハマスは10日に声明を出し、イスラエルが住民のガザ北部への帰還を遅らせるなど停戦合意に違反しているとして、15日に予定していた人質の解放を延期すると発表しました。

これに対し、アメリカのトランプ大統領は10日、ハマスに対し、15日までに全ての人質を解放するよう求めました。

応じない場合には「全てを白紙にし、地獄が訪れる」と警告し、ガザの停戦合意が破棄される可能性があるとの考えを示しました。

また、イスラエルのカッツ国防相は、人質解放の延期は合意違反だと批判し、軍に最高レベルの警戒態勢を準備するよう指示したと発表しました。

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