死亡の恐れも マダニ媒介の感染症患者を確認(静岡県)

マダニが媒介し、悪化すると死亡する恐れもあるSFTS・重症熱性血小板減少症候群の患者が浜松市で確認されました。県内での感染は2020年3月に続き、2例目となります。

 浜松市によりますと、SFTSの感染が確認されたのは市内の高齢の男性です。5月20日、発熱や倦怠感などの症状が出て、検査の結果、SFTSへの感染がわかりました。SFTS・血小板減少症候群は悪化すると多臓器不全を起こし、死亡することもあり、特に高齢者は重症化しやすい病気です。人にはウイルスを持ったマダニに咬まれることで感染し、今回、発症した男性は農作業中にダニに咬まれたとみられます。浜松市は野山や畑に入るときは肌があまり出ない服装にしてマダニに咬まれないよう注意してほしいと呼びかけています。

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