
高市総理大臣が「台湾有事は存立危機事態になり得る」という発言を撤回しないことに対し、中国外務省は金杉憲治駐中国大使を呼び出して強く抗議したと発表しました。
中国外務省によりますと、孫衛東外務次官が13日、金杉大使を呼び出して「高市氏の台湾に関する言論は大変な間違いで極めて危険だ。内政への粗暴な干渉で14億人の中国人民はこれを決して許さない」と述べ、強く抗議しました。
そのうえで、今年が「抗日戦争勝利80年」だと歴史問題を強調し、「中国統一の大事業に干渉しようとするいかなるものにも痛烈な打撃を与える。日本側はただちに悪質な発言を撤回すべきで、さもなければすべての結果を日本側が負うこととなる」と対抗措置も示唆しています。
一方、北京の日本大使館によりますと金杉大使は日本の立場を説明し、薛剣・駐大阪総領事の不適切な発信について強く抗議し、対応を求めました。
日本側も中国側も発表は異例の午前3時でした。
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