フジテレビは16日夜のニュース番組で中居正広さん(52)の女性トラブルなど一連の報道について港浩一社長らが定例記者会見で説明する方針だと報じました。フジテレビの社員がトラブルに関わったと指摘される週刊誌報道についても説明するとみられます。
■フジテレビ 社員の関与否定
おととし6月ごろ、女性とトラブルになった中居さんがおよそ9000万円の示談金を支払ったとされる問題。
週刊文春は会食のセッティングにフジテレビの社員が関与したと報じています。
フジテレビは公式ホームページで次のように否定していました。
フジテレビ
「内容については事実でないことが含まれており、記事中にある食事会に関しても、当該社員は会の設定を含め一切関与しておりません。会の存在自体も認識しておらず、当日、突然欠席した事実もございません」
16日深夜、フジテレビは報道番組「Live News α」で一連の報道について「港浩一社長らが定例記者会見で説明する方針」だと放送。週刊誌の報道について「女性に対するフジテレビ幹部などの問題の対応も報じられている」と表現しています。
9日には、中居さんがこうコメントしています。
中居さん
「示談が成立したことにより、今後の芸能活動についても支障なく続けられることになりました。また、このトラブルについては、当事者以外の者の関与といった事実はございません」
■海外でも報道 午後に社長会見へ
声明を発表後も、中居さんが出演する番組の休止や降板など波紋が広がる一連の問題。海外でも報道されています。
仏紙「ル・フィガロ」
「テレビ番組から姿を消した日本の元ボーイズバンドのスター」
米「ブルームバーグ」
「物言う株主が最も著名な芸能人の1人を巡るスキャンダルについて調査を求めている」
フジテレビを傘下に置く「フジ・メディア・ホールディングス」の株式7%を保有するアメリカの投資ファンド「ダルトン・インベストメンツ」はこうコメントしました。
米投資ファンド「ダルトン・インベストメンツ」
「中居正広さんを巡る騒動に関連する一連の出来事は、エンタメ業界の問題だけでなく、企業統治に深刻な欠陥があることを露呈している」
外部の専門家による第三者委員会を立ち上げ、事実関係を調査することなどを求めています。港社長がどのような返答をするのか注目されます。
フジテレビの報道番組では、「フジテレビは去年から外部の弁護士を入れて事実確認の調査を行っていて、今後の調査結果を踏まえ、適切な対応をする」と説明し、「定例会見で港社長らが一連の報道について説明する方針」だと伝えています。
港社長らは17日午後、会見を行うということです。
(「グッド!モーニング」2025年1月17日放送分より)
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp
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