埼玉・八潮市の道路陥没事故 転落トラックの運転席らしきもの見つかる 運転手は不明【ワイド!スクランブル】(2025年2月6日)

 埼玉県八潮市で起きた道路陥没事故。事故発生から9日目の5日、ドローンによる下水道管内の調査を開始。下水道管内からは、転落したトラックの運転席らしきものが見つかった。

■運転手不明 今後の作業は…

埼玉県 大野元裕知事
「皆様のご協力をいただいたおかげで、超狭小空間点検ドローンによる下水道管渠(かんきょ)内の確認ができるようになり、キャビン(運転席)らしきものを発見致しました。なお『キャビン(運転席)のようなもの』というのは、まだきちんとその当該の自動車であるかどうかが分からないし、また形が若干変形しているところもあるので、『キャビン(運転席)のようなもの』としか今のところ言えない状況です」

 穴の中に残されていたトラックの運転席部分が目視で確認できなくなり、水やがれきの影響で捜索が難航するなか、ようやく見つけた手がかり。 

 埼玉県によると、下流のマンホールからドローン投入し、陥没現場の100メートルから200メートルほど手前で運転席部分とみられるものが見つかった。

 しかし、この周辺で運転手とみられる74歳の男性の姿は確認されていない。別の場所に流されている可能性があるという。

大野知事
「まず、この近辺についてドローンを活用して、事故に巻き込まれた方がおられるかどうか確認できるかどうかということを、今精力的に行えという指示を出しております」

 県は、引き続き捜索を続けるとともに救助方法を模索している。

大野知事
「県としては救出する直接の手段を持っていませんので。私たちとしては救出する手段を持っている消防なり、自衛隊の方々と協力して、情報共有をしながら検討していただいているという現状」

 一方、5日午後に穴の内部に入って救助活動を行うために作られている2本目のスロープが、予定より遅れながらも完成した。

 専門家によって内部での作業が可能と判断されれば、本格的な捜索が始まる見通しだ。

(「大下容子ワイド!スクランブル」2025年2月6日放送分より)
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp

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