![「下水道管の中で確認」陥没から9日目“トラック”発見か 新たな“課題”対策は【報道ステーション】(2025年2月5日)](http://hrk2022.s322.xrea.com/wp-content/uploads/2025/02/yt-744484-9202525.jpg)
埼玉県八潮市の道路陥没事故から9日目。県は、現場付近の下水道管の中で、トラックの運転席部分とみられるものが見つかったと発表しました。
埼玉県 大野元裕知事
「下水道管渠の中の堆積物を確認するため、下流からドローンを投入し調査したところ、堆積物に至る手前の地点で、キャビン(運転席)らしきものを確認した。色は白に見えました。向きについては、車の正面がわからない状態。少なくとも我々が知っているキャビンの状況ではなく、形が変わっている状態。(Q.キャビンのようなものと考えるのは、色など特徴が一致するからか)色だったり、金属製のものだったり」
下水道事業管理者 北田健夫氏
「(Q.コンクリートガラとは違う)コンクリートとは質が違う。手前にコンクリートもあった」
見つかった場所は、陥没現場より100~200メートルほど下流に進んだところでした。巻き込まれた74歳の男性は、まだ確認できていません。
下水道事業管理者 北田健夫氏
「(下水道管の)3分の1くらい水野流れがあって、その上に出ている」
埼玉県 大野元裕知事
「『3分の1水』『3分の1キャビン』『3分の1空間』。現時点では、被害に遭ったと考えられる方の姿は確認できていない。引き続き、ドローンを使用して、巻き込まれた方の消息等の確認を急いでいただきたい」
ただ、救助を阻む障害は解消されず、具体的な救助方法も決まっていません。
原因の1つが、新たに浮上した『ボックスカルバート』の存在です。
陥没現場には、交差している2本のコンクリート製の用水路があり、これが『ボックスカルバート』と呼ばれるもの。周囲は水で浸食され、いまにも崩れそうな状態です。
当初は、落下しないように固定する予定でしたが、消防が穴の中に落とす方針であることがわかりました。ただ、そのまま落とすと、捜索場所に転がってしまうため、方法については、県などと検討しているということです。
埼玉県 大野元裕知事
「ボックスカルバートの撤去作業に伴い、避難を呼びかける区域を設定し、協力をお願いすることとなったので、避難をされる方々に対しては、寄り添った対応をお願いします」
また、整備が遅れていた2本目のスロープが完成。専門家によって、内部での作業が可能と判断されれば、本格的な捜索が始まる見通しです。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp
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