去年１１月、札幌市で赤信号を無視して交差点に進入し、衝突した車の運転手を死亡させた罪に問われている男の裁判で札幌地裁は懲役８年の判決を言い渡しました。
起訴状などによりますと札幌市豊平区の無職＝神山大被告３３歳は去年１１月、札幌市中央区の交差点で赤信号を故意に無視して３台が絡む事故を起こし、当時６３歳の女性を死亡させたなどの罪に問われています。
検察側は「個人の不満を無関係の第三者に無差別かつ通り魔的な手法で発散しようとしたものであまりに身勝手かつ自己中心的」などとして懲役１０年を求刑していました。
札幌地裁の吉戒純一裁判長は「高速で赤信号の表示を無視し、その犯行は命に関わる重大な事故を引き起こす危険性が高い悪質なものである」とし神山被告に懲役８年を言い渡しました。
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