海軍経理学校校歌 東京消防庁音楽隊

作詞:片岡覚太郎(経1期)
作曲:坂西久治(海軍軍楽中尉)
編曲:佐藤長助
演奏:東京消防庁音楽隊
指揮:岡英男(第二代消防庁音楽隊長 元海軍軍楽少尉)
合唱:キング混声合唱団男声部

ゆるぎなき御代の姿
うつすてう東京湾頭
波寄する築地の岸に
聳え立つ我等が母校
星移り人は変れど
古りし庭昔を語り
五十年光栄ある歴史
永久に我等を照らす
嗚呼懐かしき我等が母校
母校の光栄は我等が誇り
この誇り捨てず進み行くこそ
我等が担う永久の使命ぞ

身をきたふ筑波のあした
見はるかす関東平野
うちつづく黄金の波は
かぎりなき国の栄えぞ
ボート漕ぐ隅田の夕
影うつす芙蓉の高嶺
万古消えぬ深雪の色は
汚れなき国の姿ぞ
ああ麗しき大和島根や
祖国と呼ぶは我等が誇り
国を護りて身をすてむこそ
男の子の光栄ぞ我等が誇り

仇はらふ銃(つつ)の後に
人知れず心を砕き
身をこがす給養経理
戦の鍵をぞにぎる
君まもる務めは重し
三年の訓練(おしえ)かしこし
いざ起たむ君のおん楯
仕えなむ男の子の幸と
雄志は既にとく定りつ
今は何をかえり見るべき
五条の聖訓かしこみまつり
効(いた)せ尽忠報国のまこと

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