旭川女子高校生殺害事件 当時19歳の女に判決「どんな判決であろうと覚悟はできています」

去年4月、旭川市の橋から落とされ当時17歳の女子高校生の命が絶たれた痛ましい事件。
殺人などの罪で起訴されたのは内田梨瑚被告(22)とその知人の当時19歳の女です。
先週木曜日から始まった当時19歳の女の裁判員裁判。橋の欄干に座らせた女子高校生が転落した状況について、女は法廷でこのように話しました。
当時19歳の女)
「(女子高校生の)二の腕や背中のあたりを押しました」、「最後に被害者を押したのは梨瑚さんです」。
自殺したとする内田被告の供述調書とは食い違う主張。
検察官)
「川に落下させたことは即死させるものではなく最後の最後まで苦痛を与えるもので極めて残虐な行為」。
検察側は当時19歳の女に対して懲役25年を求刑。一方、弁護側は情状酌量の余地があると主張し、懲役15年を求めました。
当時19歳の女)
「どんな判決であろうと覚悟はできています。本当にすみませんでした」。
未来ある女子高校生が殺害された事件。7日、女に判決が言い渡されました。

依田アナウンサー)
殺人などの罪に問われている当時19歳の女に懲役23年の判決が言い渡されました。
旭川地裁前にいる永山記者に詳しく伝えてもらいます。

永山友菜記者)
午後3時から旭川地裁で開かれた裁判員裁判で、当時19歳の被告の女に懲役23年の判決が言い渡されました。判決の理由について小笠原義泰裁判長は「犯行態様は残酷で極めて悪質。そして反省の態度を示している」などと述べました。
そして、判決を言い渡された際、被告の女はじっと裁判長の方を見つめていましたが、その後、時折肩を震わせたり、両手で涙をぬぐうような仕草もありました。
裁判では説諭はなかったんですが、最後に小笠原裁判長が被告の女に対し「判決内容は分かりましたか」と問いかけると、被告の女は小さな声で「はい」と答えました。そして、裁判には、亡くなった女子高校生の遺族とみられる方々が初公判の日から毎回傍聴に訪れ、判決が言い渡されると、じっと被告の女の方を見つめていました。
判決公判には、傍聴券を求めて、先週からの裁判で最も多い203人が並び、事件への注目の高さがうかがえました。内田被告の裁判も今後行われる予定ですが、まだ具体的な日付などは明らかになっていません

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