3月11日午前10時前、東京・新宿区高田馬場の路上で20代の女性が刃物で刺されました。警視庁によりますと女性は頭や首などを複数箇所を刺されたとみられ、病院に搬送されましたがその後死亡が確認されました。
現場に駆け付けた警察官が刃渡り13センチほどのサバイバルナイフを所持していた40代の男の身柄をその場で確保し、殺人未遂の疑いで現行犯逮捕しました。確保された際、男は「女性とトラブルがあった」という趣旨の説明をしていたということです。また、その後の調べに対し「殺そうとは思っていなかった」と供述し、容疑を否認しているということです。
近所に住む人からは「こんなことが起きる土地ではない。平穏な土地。家の近くなので怖いと思った」「パトカーがすぐ来たので（家から）のぞいた。警察官の数が尋常でなく、何かあったんだと思った」などといった声も聞かれました。
死亡した女性は動画を配信中だったという情報もあり、警視庁は男の容疑を殺人に切り替えて、刑事責任能力の有無などを含め慎重に調べる方針です。
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