拳銃保管容疑で組長を逮捕・送検|05月09日 静岡県のニュース

05月09日 13時08分

西伊豆町の住宅などで拳銃と実弾が見つかった事件で、警察は、拳銃などを保管していたとして指名手配されていた指定暴力団「極東会」の下部組織の組長の男を、銃刀法違反などの疑いで逮捕し、身柄を検察庁に送りました。
警察は、この男が現場のしきり役だったとみて、捜査を進めています。

逮捕されたのは東京に本部を置く指定暴力団「極東会」の下部組織の組長、斎藤修容疑者(53)で、警察は8日、斎藤容疑者の身柄を静岡地方検察庁沼津支部に送りました。
この事件は、去年2月、西伊豆町の住宅などから拳銃13丁と実弾400発余りが見つかったもので、警察は、斎藤容疑者がこのうちの拳銃12丁と実弾89発を組員らとともに保管し、所持していたとして、銃刀法違反と火薬類取締法違反の疑いで全国に指名手配していました。
そして7日、福岡市内の路上にいるところを見つけて逮捕し、8日に送検しました。
警察は、斎藤容疑者の認否を明らかにしていません。
警察は、斎藤容疑者は現場のしきり役で、暴力団が拳銃を保管するための組織的な犯罪だったとみて、捜査を進めています。
この事件では、これまでに複数の組員らが逮捕され、一部が銃刀法違反の罪で実刑判決を受けています。
一方、拳銃の保管を指示したとして、ことし3月に逮捕された極東会の77歳の最高幹部について、検察は、8日までに不起訴としました。

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