
2025年6月5日、ウクライナ軍はロシア連邦領内において、ロシア軍が保有する「イスカンデル」短距離弾道ミサイルシステムの移動式発射装置を破壊しました。本件は、ウクライナ軍がロシアの弾道ミサイル発射装置を物理的に撃破した初の事例として記録されています。
本攻撃は、ロシア連邦のブリャンスク州クリンツィ市近郊に展開していたロシア連邦軍第26ミサイル旅団の部隊を対象としたもので、ウクライナ軍参謀本部による情報では、イスカンデル発射装置1基を完全に破壊し、さらに2基に対して相当程度の損傷を与えた可能性が指摘されています。ウクライナ軍は、ロシア連邦軍がウクライナ国内の主要都市、特に首都キーウに対して集中的な攻撃準備を進めていたとの情報を基に、その実行を未然に防ぐ目的で、今回の先制攻撃を実施しました。本軍事作戦は、最近、多数のロシア空軍戦略爆撃機を破壊、クリミア大橋に甚大な損傷を与えるなど大活躍中のウクライナ保安庁(SBU)との綿密な連携の下で遂行され、ロシア連邦軍のミサイル発射能力に対して重大な打撃を与える結果となりました。
■関連動画
https://youtu.be/jDcPAXccp84
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