
お年寄りの「万が一」を見守る電話機を、家電メーカー・シャープが開発した。緊急時に手元のボタンを押せば、外出中の家族の携帯電話に自動的に連絡してくれる機能などを設け、固定電話の新たな役割を探っている。
新たな機能の一つが、電話機とセットになる直径8センチほどの「緊急呼出ボタン」。室内に置いておき、助けを呼びたい時に押すと、電話機の親機や子機がすべて鳴る。だれも出ないと、外にいる家族の携帯電話などに自動的に連絡してくれる。
モーニングコールのように登録した時刻に電話が鳴り、だれも応答しないと、家族の携帯電話などに自動的に連絡する機能もある。さらに、着信相手や頻度を電話機がチェックし、「同じ番号からの電話が集中しています。気をつけて下さいね」などと注意を促す機能も。電話機・子機・緊急呼出ボタンのセットで、市場想定価格は税抜き2万2千円前後。
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